言葉の解釈

「正直者がバカを見る」は本当なのか?本来の意味を考えてみました。。。

皆さんお元気ですかー?なでぃーです。

今回は「正直者がバカを見る」についてぼんやりと考えてみましたよ~

といった話をしていこうかなと思います。

見出しは一応付けますが、特に必要ないかも。。。

結論

結論から伝えます。

「正直者がバカを見るとは、客観的に正しいと判断できるような行動をする人がバカを見る」

という意味だと僕は考えました。

「何言ってんだコイツ。」

おっしゃる通りです。

僕は最初に正直者~について辞書で意味を調べてみました。

調べると、「嘘をつかない、偽ったりしない人」みたいに出てきます。

さらに「正直」で調べると、「正しい」とか「偽りのない」とかです。

僕はこの「正しい」というワードに違和感を覚えたのでちょっと話していきたいと思います。。。

少し、会社の話をしよう

さて、話をするにあたり具体的な例がないとわかりにくいと判断。。

なので、僕が今現在所属している仕事場での先輩2人の話をしたいと思います。

まず二人の簡単な紹介から。

先輩Aさん

・とても仕事ができる(一人でどんどん進められる)

・家庭持ち

・30代前半

・おそらく年収650万くらい

先輩Bさん

・あまり仕事をしない(言われたことだけやる)

・独身

・30代後半

・おそらく年収800万くらい

世間的な「一般常識」で言えば、正しい人生を送っているのはAさんなのでしょう。(僕はこの一般常識が大嫌いです。)

Aさんにはきっと「ちゃんと家庭をもっている」「仕事ができてすごい」とかいう意見が来ます。

Bさんには「仕事をしないのにAさんより給料をもらっているのはずるい」「30代後半で独身はヤバい」とかですかね。

どっちの人生がいいかアンケートを取ったらAさんの方が多数派なのかな?

でも今回のテーマは「正直者がバカを見るの意味」なんです。

僕は双方にこんな質問をしてみたことがあります。

「自分の現状をどう評価していますか」と。

Aさんはこう答えました。

「仕事の成果のわりに給料が低い。Bさんの額の方が大きいのは面白くない。夜勤の後は疲れて家に帰るが、子供と関わる時間があるのでそれほど休めない。」

Bさんはこう答えました。

「仕事をバリバリしたいわけではなく、ゆるーくやりたい。年功序列で給料は上がるので満足している。夜勤の時もあるが、翌日のお昼からはフリーになるので少し休んでDIYができる。一人は気楽でいい。」

お二人の情報を客観的にみるとAさんの方が「正しい」生活を送っているように見えるけれど、主観的な意見を聞いてみると現状に納得できているのはむしろBさん。

一方Aさんはそれだけ能力が高ければもっといい条件の会社や、独立をすればもっと理想の形に近づくかもしれないのに年齢とリスクを考慮して留まっているとのこと。

自分の気持ちと行動が一致しているかいないか、が違いですよね。

この点があいまいになって、「正直者はバカを見る」の意味が見えなくなってしまっていると、僕は感じたんです。

主観的な「正しい」が大事だと思う。

結構内容がごちゃごちゃしちゃいましたね。伝えるって難しい。。。

慣用句の「正直者がバカを見る」は「客観的な正しさ」を選択してしまった人を表した言葉だと思うんです。

「主観的な正しさ」を選択していれば「バカを見る」くらいのバカは見ないと思います。

もしバカを見てしまったとしても客観的に選択した他人の「正しさ」のせいにするのではなく、ほかの誰でもない自分のせいにしか出来ないので、綺麗な人間に成長できると僕は思っています。

第一、正直者がバカを見る世の中でいいわけが無いじゃないか。。。

以上、今回はまとめきれてない感がありますが、今日はここまでです。

それではまた。。。

PS.会社的に正しいのはAさんだと僕は思います。